さあ、きみの番だ〜Now it's your turn〜

大阪在住の弁理士・中野賢太のブログです。知財ネタ・読書・考察など

歴史秘話ヒストリア「牧野富太郎 夢の植物図鑑」、見ました(008)

www.nhk.or.jp

 

日本人で初めて、「植物に学名を付けた」人です。

一番面白かったのは、晩年の市民との交流のエピソード。

 

牧野先生は植物採集と分類が専門なので、多数の標本が必要となります。

自分で集めるか他人に集めてもらうかの2つの方法があります。

 

大事なのは「他人の力の使い方」です。

大学の研究室で出来ることは限られてますが、みんなの力を借りれば

なんとでも出来る。人材確保と人材育成はセットです。

 

日本全国、依頼があればどこでも講演・指導に行き、

各地の市民(植物研究者のたまご)と交流しながら、出張費を抑えて

現地で調査研究に臨む。

また、市民から標本を集めるための雑誌?を創刊し、

送られてきた手紙に丁寧に返事を書き、研究に生かす。

 

するとどうなるか?

 

「小学生の頃に牧野先生に手紙を送り、返事をもらった」子どもが

世界的な植物学者になり、

「地元のサークルで牧野先生に指導をしてもらった人が思い出を語る」

訳です。

 

いいですね、こういうの。

 

自分が死んだ後に残るのは、一緒に研究した人間です。

 

フロントランナーには、環境を整える、日本に植物学を根付かせるという

の大事な使命も課せられます。

 

 

原色牧野日本植物図鑑〈1〉 (コンパクト版)

原色牧野日本植物図鑑〈1〉 (コンパクト版)

 

牧野先生編集の図鑑は、今でも現役。

大阪堂島のジュンク堂で販売されてる様子が流れてた。

これ、生物学コーナーならどこでも置いてるぞ。見たことある。

 

子どもの伝記全集 39 牧野富太郎

子どもの伝記全集 39 牧野富太郎

 

 父親が牧野富太郎先生の大ファンで

子どもの頃に伝記を読んでもらった記憶がある。

 

刊行年からすると、この本ではないかな。

 

父親は田中角栄先生も大好きだったので、

たぶん「学歴がない偉人」を箱推ししてたんだろう。

牧野富太郎先生も、小学校中退だし。(あとで博士号を取ってますよ)