さあ、きみの番だ〜Now it's your turn〜

大阪在住の弁理士・中野賢太のブログです。知財ネタ・読書・考察など

知財のプロが絶対見てる情報源とかを一応紹介します(016)

新着情報一覧 | 経済産業省 特許庁

弁理士にとって、食事と睡眠の次に重要なのが特許庁の公式サイト。

業界入りしてすぐに「ここは毎日見ろ」と言われたので続けてますが

やってる人はあんまりいないようです。

 

政府の審議会の議事録

産業構造審議会知的財産分科会特許制度小委員会審査基準専門委員会ワーキンググループ | 経済産業省 特許庁

 

法改正・制度改正を追ってる人なら、最初から最後まで全部読んでます。

法改正関係の論文で、参考文献に議事録が出てこないのはインチキです。

 

なぜかというと、法改正の細かい部分は官僚が考えたことなので

法的拘束力がありません。法律じゃないから。

判例が出るまでは制定過程での議論が判断基準(扱い)になります。

 

都合の悪い判断をされた場合に

「議事録にAと書いてるのに、下っ端の役人が勝手にBと言うな」と

反論するための道具にします。包袋禁反言です。

 

パブリックコメント

https://www.jpo.go.jp/iken/pdf/180312_isho-shinsakijun_kekka/01.pdf

あとで、揉めそうなことは、パブリックコメントで意見を出して

官僚の言質を取る、というのもよくやります。あれ、個人が匿名で出せるし。

 

官庁のガイドライン 

特許・実用新案審査ハンドブック | 経済産業省 特許庁

類似商品・役務審査基準 | 経済産業省 特許庁

 

たとえばこんなやつ。

出版して書店で入手できるのもありますが、主戦場はPDF、無料で見れます。

 

ガイドラインが公開されてても、具体的な事案に応じてどうするかは

初心者で判断できないので、プロに頼む方が早いです。

 

問い合わせ窓口の内線番号一覧 

弁理士さんは手続きが苦手(勤務時代は書類作成しかやってないため)なので

手続段階のミスが大量に発生してるせいでしょうか。

特許庁もWIPOも近畿経済局も、電話をかければ何でも教えてもらえます。

 

上場企業のIR資料、中小企業の社史・製品ラインナップ

昔なら「企業のパンフレットを見ながら説明を受けてた」ものが、

今は「サイトを見て事前に勉強していくもの」になりました。

得られる情報量は増えましたが、負担が増えたような気がします。

 

10年前に言われたセリフが印象に残っています。

「情報は通貨。知らない人が損をして、知ってる人間だけ得をする」

 

今回のリンク先は、知財業界のプロしか使えないものばかりですが、

ほぼ同じアプローチで、業界団体や地方自治体の情報を取れます。

 

 

最初のリンク以外は、説明のための一例です 。

他にも色々載ってますので、探してみてください。